土地価額の要素となる5つの価格

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私たちがスーパーなどでものを購入する時には当然ながら値段がついています。土地取引においても値段というものは当然あります。値段が無いとお金を出して購入することができませんので、売主が値段をつけることで土地の売買をすることができるようにしています。しかし、土地には一物四価(基準地価も含めて一物五価と言われることもある)と言うようにさまざまな種類の価格があります。

5種類もある土地の価格

土地に関してはさまざまな目的に応じて目安となる価格がいくつか付けられています。これは土地売却においてとても大切なことになりますので、せめて5つの違った価格については知っておいたほうがいいでしょう。これだけ種類が多いと初めての人だとどれが正しい価格なのかが分からなくなりそうです。しかし、それぞれの価格には存在意義がありますので、使われ方によってはどれも正しい価格ということです。
土地の価格を評価する際には、公示地価と基準地価、路線価(相続税評価額)、固定資産税評価額、実勢価格の5種類があります。このように分かれているのは、国や地方自治体、買主、売主などがさまざまな視点から基準を決めているためです。実勢価格は実際に取引が行われた価格で、その他の4つは国や地方自治体が評価した価格です。

土地取引に影響がある指標

公示地価であれば国土交通省が一般土地取引の基準とするために公表するもので、一般的には土地取引に最も影響がある指標です。基準地価も公示地価と同じような目的で公表されていますが、これは都道府県が公表しています。基準地価は公示地価を補完するためのものですので、一物四価に含まれていないということです。
公示価格を100%とした時に路線価は約80%、固定資産税評価額は約70%ということが言われています。公示地価の価格が決まれば、路線価や固定資産税評価額の価格がある程度分かったりします。

税金を計算したい時

相続税や固定資産税のベースとなるものを計算したい場合には、国税庁が公表する路線価や市区町村が公表する固定資産税評価額の値を使用すればいいわけです。相続税や贈与税であれば路線価を使用すればいいでしょうし、固定資産税であれば固定資産税評価額を使用すればいいです。税金の額については時価によって動くことはないですから、単純にこれらの評価をベースとして税金の計算をすればいいでしょう。

実際の土地取引の相場を知りたい時

土地売却のために実際に取引を行う場合には、実勢価格を調べて相場を把握するために使用すればいいでしょう。査定価格や販売価格と実勢価格というのは違っています。査定価格というのは土地の価格を不動産業者に土地査定してもらうために値付けが行われる価格で、販売価格というのは査定価格を参考にして売主が決める価格です。
それに対して、実勢価格というのは売主と買主がこれで合意すると言って成約した価格になり、一般的には査定金額や販売金額よりも下がるのが一般的です。売主と買主が取引を行うに当たり、買主が合意した価格が実勢価格に当たります。

利用する目的によって参考にする価格が決まってくる

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土地の価格は4つないし5つあります。複数の価格があっても、それぞれの価格には存在する意義がありますので、目的に応じて利用していきます。税金の評価額を知りたい場合や、土地取引の相場を知りたい場合、土地取引の基準となる評価を知りたい場合など、用途によって使われる価格が決まります。

更新情報

2016/08/08
土地価額の要素となる5つの価格の情報を更新しました。
2016/08/08
実勢価格とは市場において現実に成立した価格の情報を更新しました。
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相続税・贈与税における土地の価格は路線価で評価するの情報を更新しました。
2016/08/03
基準地価は都道府県が定める土地評価の基準の情報を更新しました。
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